固形物を食べると痩せやすい?
今回は食事誘発性熱産生についてお話しします。
この言葉一体何なの?って疑問が湧くと思うんですけど簡単に言うと固形物を食べると脂肪になりにくいですよーって事です。
食事をすると消化のために消化器官が働きますよね。
この時に働く臓器達も一種の筋肉なので消化を通して運動してカロリー消費してるよって事です。
この食事誘発性熱産生を体感するのは簡単なので疑問がある方は試してほしいのですが、起きた直後の体温と朝食後の体温を測って比べてみてください。
体温が上がってるはずなので納得がいくかと思います。
そして、この食事誘発性熱産生は液体より固形物を食べるとより発生します。
液体より固形物の方が消化に時間かかるっていうのは容易に想像つきますよね?
だから、ダイエットをする人におすすめなのは固形物からの食事です。
スムージーとかプロテインとか用途によっては便利ですけどそれに頼りすぎるのも良くないよって事ですね。
炭水化物、脂質、タンパク質でどの程度のカロリーを消費してくれるかは違うんですけど、だいたい食事のカロリーの内10%程度は消化の過程で消費してくれます。
そう思うと結構気が楽になりませんか?
そして、よく筋肉がある人は基礎代謝が高いっていう話を聞きますけど、これも食事誘発性熱産生が絡んできます。
これって筋肉の維持のためにカロリーが必要っていうのもあるんですけど、筋肉がある人ってだいたいタンパク質メインの食事なんですよね。
食事誘発性熱産生においてはタンパク質の消化で消費するカロリーが圧倒的です。
さっきは割愛しましたけど数字で言うと
タンパク質30%
糖質(炭水化物)6%
脂質4%
っていう割合です。
だいたい1回の食事はこれらの3つの栄養素が混合して摂られるので10%って話したわけです。
ようはダイエット中はタンパク質を積極的に摂ればカロリー摂取してても痩せやすいってことですね。
そういうところからも筋肉が多い人は基礎代謝が高いっていう話の説明ができるわけです。
写真は2kgの鶏胸肉を皮剥いで150gに分けまくってる物なんですけど、だいたい減量中ってこういう感じでタンパク質メインです。
スケールでわざわざ測れとは言わないけど意識してタンパク質を摂るっていうのも戦法としてはアリです。
ただし、無理する必要はないです。
結局、自分の好きな食事で好きなやり方でやる事で成功に繋がるのでこういった紹介した知識を参考にしながら自分のオリジナルのダイエットメニューを作ることが大事なのかなーって思います。