新卒サラリーマン×競技選手の日常

フィットネス関連についての記事を書いてます。その時の自分の感覚や実験してわかったことを記録していくので参考になれば嬉しい限りです。

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脂肪の真実

 

前回は炭水化物、たんぱく質、脂質の目安の量を紹介しました!!

 

 

ちなみにこの3つの栄養素を総称してマクロ栄養素と呼びます。

 

 

「マクロ栄養素」というキーワードだけでもgoogle検索でダイエットについての詳しい知識が拾えるようになると思うので是非覚えておいてください。

 

 

そしてここからが本編。

 

 

みなさんが気になる脂肪1kgを減らすのに必要なカロリーをご紹介します。

 

 

 

 

脂肪1kg=約7,200kcal

 

 

 

 

 

理論上このような数字になってます。

 

ちなみにこの1kgの体脂肪

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画像のような1.2ℓの大きさになります。

 

これって相当やばくないですか?

 

理論上は7200kcal減らせばこれだけの脂肪が落ちるんです。

 

 

そして、1日でこの量を減らすのは後でも言いますが、無理です。。。

 

 

こんな1.5ℓのペットボトル1本分くらいの脂肪が1日で減って翌日会えば間違いなく美容整形を疑われるでしょう。

 

 

 

だけど、10日ならどうでしょう?

 

 

 

1日700kcalくらいマイナスになれば10日経てば画像の量の脂肪が身体から消えてます。

 

 

これなら可能な範囲となります。

 

 

人の消費カロリーにも触れながら説明します。

 

人間の1日の基礎代謝はほとんどの人が1日に1,500〜1,600kcalです。

これに運動がプラスされて、結構ハードに運動してる場合でも大袈裟に見積もって3,000kcalです。

 

 

よく「3日で2kg痩せた〜!」って言ってる人もいますが、それはほとんど水分のことが多いです。

見た目の変化には大抵現れてません。

 

 

だって約14,400kal減らさないと脂肪は2kg減らないんです。。。

 

 

 

厳しいことを言いますが、そもそも体重計の数字が街を歩いてるんですか?

 

 

絶対にその人の見た目の変化にみんな注目してるはずです。

 

 

悲しいけどそれが事実です。

 

 

そして部分痩せについて。

これは半分できて、半分できないというのが持論です。

 

 

半分できるという点ですが、これは人によって痩せやすいパーツというものがどうもあるみたいです。

どうしても顔の肉が落ちにくい人、お腹周りが最後まで残る人、これは遺伝的な要素もあるのでどうしようもできない。

ただ、最終的にはどこのパーツも脂肪は消えます。

 

 

 

そして半分できないという点ですが、人によって落ちやすい部位はあってもコントロールすることはできません。

基本的に全体的にほぼ均等に脂肪が減っていきます。

「お腹だけ痩せたいから腹筋をたくさんすればいい。」という人もいますが、それでもお腹だけ痩せるというのは不可能です。

 

 

 

筋トレはあくまでも筋肉を増やす目的の行為です。

脂肪を減らすのとは目的が違います。

 

 

 

基本的に脂肪を減らす手段はウォーキングやランニングなどの有酸素運動と食事制限です。

 

 

 

この事をしっかり頭に入れておけば世の中に紹介されてる「部分痩せダイエット」とかうさんくさいバカみたいに高い食品を買わせるようなダイエットには引っかかりません。

 

 

もう一度言います。

・脂肪1kg=約7,200kcal

・普通の人の1日の基礎代謝は1,500〜1,600kcal

 

これらを念頭に置いて簡単に痩せることはできないよ。ということを心構えとして持っておいて頂けると良いのかな。と思います!