可動域の話
今日も変わらずトレーニングについての話です!
この前ブログで結局は自分が1番追い込みやすい種目が正解だと思う。という話を長々と書いたかと思います。
「じゃあ、追い込みやすいって何?」って話なんですけど、その一つの要素に今回話す可動域があると思っています。
可動域について話をしていくとこれは体勢をある程度崩さないことが大前提だと思っています。
例えばですけど、スクワットで高重量になってきて「可動域は狭めないぞ!」という意識でやるのはいいですけど、自然と腰が曲がって目線が落ちていて、しゃがめてないのに「可動域を保ってやれてる!」という変な勘違いを起こす事が代表例だと思います。
スクワットでこれをやると腰を痛めますし、結局可動域が取れてないということになるのでもったいないです。
なので、定期的にフォームを動画で撮って確認するのが僕は1番良いんじゃないかな。と最近は考えています。
次に狙いたい部位を稼働させることです。
例えば、シーテッドローで高重量を扱うと引く動作の時に身体が後ろに倒れるかと思います。
この時に振り子のようにして上体を動かすと楽に引けますし、力任せに腕で引くと前腕が疲れるはずです。
簡単なことなんですけど、戻す時に肩甲骨を横に開いて、引く時に寄せる意識を今一度してみてください。効き方が変わってきますし、狙いたい部位を稼働させることが上手くなってくるはずです。
僧帽の上の方と下の方のどちらを狙うかで少し意識は変わるのですが、自分の狙いたい部位に対しての自分なりの意識の仕方でその辺はいいと思います。
後は僕もこれは動画を撮って自分のフォームの下手さに気づいたのであまり言えないんですけど、ラットプルダウン なんかは差が出やすいところかな。って思います😅
高重量に目を奪われて肩が力んで、上がりまくっている上に腕の力で引いて、上体を振り子のように反動つけまくりで引いている人が珍しくない光景として思い浮かぶ人も多いんじゃないかな。と思います。
人の振り見て我が振り直せ。という言葉通り自分に限って「まさか、そこまでひどくない。」と思って動画撮ってみると案外ひどかったりします😅
ちなみに僕の場合だと右肩だけ上がりっぱなしで左肩だけ肩甲骨の下制ができているという気持ち悪すぎるフォームになっていました。。。笑
ここまで長々と話してきましたが、結論をまとめると自分のやりやすい種目で狙いたい部位の筋肉を意識して体勢を崩さないことです。
やりにくい種目というと例えばベントオーバーローは効きにくいという人がいますが、あれはハムストリングスと大臀筋が強くないと体勢がきちんと定まりません。
なので、苦手な人が多いんだと思うんですけど、だったらやらなきゃいいと僕は思います。
下背だったら骨盤に向かって肘を引いてくればだいたい入るからそういう系統の体勢が安定する他の種目をやればいいし、ぶっちゃけて言うと
スクワットやハーフデッドリフトなんかの種目が強くなってくればそのうち体勢は崩れにくくなりますし、効くようになります。
暴論かもしれませんが、結局筋肉同士の関連性で種目が成り立っているからできないものはできないと割り切らないと仕方ないと今の僕は思うので雑にならないように自分にできる種目で今一度可動域を考えてみるのもいいかもしれません。